電気自動車はトータルのCO2排出で考えると、ガソリン車とそう変わらない?
8月4日号のThe Economist、巻頭の記事は昨今世界中で問題になっている気候の変化について。
記事中では、1トピックとして扱っていたけれど、個人的に知らなかったのは中国の電気自動車政策のCO2への影響。
曰く、電気自動車で使われる電気の2/3は石炭発電で賄われており、燃費の良いガソリン車の方がCO2排出という観点では優れている、との事。
Fintech startups shake up money transfers WSJ Dec 20, 2017
フィンテックスタートアップが海外送金市場を賑わせている。 現在、市場規模で約1%弱を担う。
サイズ
- $600 billion on total every year
- U.S.からの送金が多い、出稼ぎ移民が母国に送るため
- U.S. to Mexico $28.1B
- U.S. to China $15.4B
プレーヤ
- 銀行
- 送金業者
- Western Union
- MoneyGram International
- スタートアップ
- WorldRemit
- TransferWise
- Remitly $2B every year
仕組み
送信と受信側でそれぞれの貨幣でお金を用意しておき、相殺する。
サービス内容
料金 | 期間 | |
---|---|---|
銀行 | 11% | 数日 |
業者 | 6% | 数日 |
スタートアップ | 3% | 数分 |
歴史
過去30年ほど、高い料金と数日の期間でのサービスが銀行と業者とで行われていた。
スタートアップ
それぞれの会社で得意ルートがある。U.S. to Philippines, U.K. to Europe, Australlia to Indiaなど。
既存のプレーヤ
苦労して稼いだお金の送金なので、サービス利用者は信頼のあるブランドを重視するハズ、とコメント
The Economist 16th-22nd 2017 Sharp Power
中国のSharp Power
オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドが中国からの、自国の政治、大学、出版業界への影響を問題視し始めている。
"Soft Power"というのは、文化や価値を自国の強みに利用することをいうが、ここでは"Sharp Power"という新しい言葉が名付けられている。これは権威が意見を強制し、外に向けて意見を操作していくことを助ける。
中国は既に、経済、政治、文化的に、各国に入り込んでおり、以前のソビエトの時と同様に単にバリケードを敷くだけでは解決しない。
防衛手段の一つは実践的だ。スパイ防止、法律、独立したメディアが、破壊へのベストな防御手段だ。
英単語
- intimidate
its actions have recently grown more intimidating and encompassing.
- peril
Open scieties ignore China's sharp power at their peril.
- blunt
Merely shedding light on its sharp tactics would go a long way towards blunting them.
- unleash
Unleashing a witch-hunt against Chinese people would be wrong